飯島彩香
KADOKAWA
2020年6月発売
まだ実行に移してもいないのに、読んでいるだけで心が軽やかになった。モノを捨てるだけでは飽き足らず、最終的に会社員という肩書きまで捨てて、スマホひとつでミニマルライフを発信することにした飯島綾香さんの「スマホひとつで暮らしたい」に続く2冊目の著書。ミニマリスト本が大充実。今回も倉敷「宮脇書店」で購入。
スマホの中を片付けるハウツー本。本の帯にもある通り、スマホを効率よく使いこなすテクニックがたくさん紹介されている。方法だけだったらネットにも転がっている。でも知識を集めて実際に使ってみて、選りすぐりだけをミニマリスト仕様にカスタマイズしたこの一冊は、著者にしか生み出すことのできない秘伝の書、まさに虎の巻。一つ二つのキーワードをスマホにメモして持ち帰ったくらいでは、この本の醍醐味すべてを味わうことはできない。不要なアプリは捨てる。まずはスマホにインストールしたままにしていたアプリの整理から着手。当たり前のように持っているスマホが、まるで初めて手にしたときのよう。突然、意味も無く妙に心寂しくなってしまうこんな季節。せめて心の中、スマホの中はいつもウキウキワクワクした軽やかな状態にしていたい。
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