雑誌
マガジンハウス
2021年7月発売
「みのミュージック」というチャンネルをユーチューブで見つけてからというもの、音楽熱が最近俄然再燃。回転数を間違えることも、A面B面を入れ替える必要も、音飛びを気にする心配もなくなった、無くなってしまった。音楽の聴きかたは目まぐるしく変化しているけど、やっぱりテキストを読みながら音楽を聴くのが大好きだ。倉敷「宮脇書店」で購入。おうちにいても雑誌が読めるようになった利便性は捨てない。けど、本屋で見つけたときのあの喜びに勝るものはありません。自分はフィジカルで育ったんだから。
「なにはともあれ、いい音楽が必要だ」。どっちがアーティストかタイトルかすらもわからない。この特集を読んで、いかに自分の耳が凝り固まってしまっているかを痛感させられることになった。記事と完璧にシンクロしたポパイ特製のプレイリスト。とにかく聴いたことのない未知の音楽が次から次へとヘッドフォンから飛び出してきて狂喜乱舞の発狂寸前。レコードやカセットテープ、CDを手に取る人々の姿もまた美しい。テキストはコンプリートできたけど、音楽についてはまだまだまだまだ掘る価値あり。今年は思い出深い、忙しい夏になりそうです。