『超一流は、なぜ、食事にこだわるのか?』

千田琢哉

総合法令出版

2016年1月発売


認めたくない。認めたくはないけど、確実に食欲が衰えた。いや、衰えてない。食欲自体は決して衰えてはいないんだけど、無理に詰め込むと翌日確実に体に響く。だから、本を読む前から食事の量はセーブできているし、なぜセーブする必要があるかも十分に分かっているつもり。一生のうちにとる「食事」の回数は約9万回。ということは、自分がとれる食事の残り回数はおよそ5万回。食事をしながら感想を書いてる場合じゃない。「ヴィレッジヴァンガード倉敷」。何度も見かけて何度も手に取っていたけど、いよいよ根負けして買った。

 

死ぬまでに1000冊の本を出版すると著者は語っている。そういえば以前読んだ「人生の勝負は、朝で決まる。」はこの人の本だった。これまでの当たり前とされてきた常識を覆す大胆な考え方や、軽快なテンポはどことなくホリエモンと似た印象。ぼんやり、こうした方がいいだろうなあと思っていた食事の基本を次々と論破。洗いざらいジャッジもしてくれてすっきりした。実行したからといって体に無理がきそうなことは一切書かれていない。食事を変えると人生が変わる。まだまだ人生を変えていきたいし、まだまだ食事にこだわっていきたい。