種市勝覺
アチーブメント出版
2017年10月発売
「僕はもっとも簡単なリセットとして、引っ越しを提唱しています」。言われて少し経過した高城剛さんの言葉。とにかく引っ越しをする必要のない環境だから、なかなか腰が動かなかったけど、ここに来てようやく引っ越し完了。物が一切ない、まだ声もしっかり反響するマンションにまず持ち込んだのがこの本。岡山の「紀伊国屋書店」で購入。お店のしおりが挟んであるから間違いないはず。
「あまりに殺風景なのは、じつは風水的には良いとは言えません」。新居初日。カーテン無しの部屋にいきなり寂しさを持ってしまった自分にとって、この言葉はこの上なく心強かった。「風水的片づけで人生は好転する」。方位に包囲された無敵の風水術を期待してたけど、そんなことはなく内容はとてもマイルド。「無意識に働きかけるのが風水の技術」として、小手先ではなく根本の環境を変えるテクニックがいろいろ書いてある。後半は習慣へメンタルにスライド。靴も傘も出しっ放しにしない。就寝中の頭は壁から離さない。好きな絵や花を飾る。愚直も愚直に取り入れている。もうミニマリストじゃなくてもいい。強烈に違和感を覚えたので、カーテンは即行でニトリに買いに走りました。
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