マキヒロチ
講談社
2015年11月発売
「僕はもっとも簡単なリセットとして、引っ越しを提唱しています」。高城剛さんに最近言われたばかり。それだけじゃない。佐々木典士さんの「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」を読んでからというものずっと、ミニマリストな生活に憧れている。テレビも処分したし、パソコンもノートに変えた。それでも連休を利用してホテル暮らしを体験していたら、今よりさらにスッキリした生活を送りたい気持ちがムクムクとわき上がってきた。全く引っ越しをする必要のない職場環境だから迷っていたけど。近日中に引っ越しをする予定でいます。
ここ数年で一番大好きな漫画家。「いつかティファニーで朝食を」のマキヒロチさんの別作品。両親から継いだ老舗不動産屋を切り盛りするメタル狂いの双子。様々な事情で訪れるお客さんを最初は強引に、最終的には本人も納得。次々と契約をさばいていく様が回を重ねる毎にどんどん面白くなっていく。きっちり取材も重ねてあるからか、舞台は東京近郊だけどリアリティをすごい感じる。アマゾンのキンドルで購入。引っ越しをする前に再度一気読みしてテンションを大幅に上げてもらった。近所に重田不動産があったら絶対行くんだけどなあ。
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