平井正修
幻冬舎
2014年1月発売
ミニマリストに坐禅。ちょっと前まで自分が一番眉をしかめていた事柄だったのに。まさか率先して取り組もうとしてるなんて思いもよらなかった。本当に久しぶりに尊敬できると思える人に会ったはいいけど、その人のおかげで自分勝手にとにかく何だか焦ってる。どこから手をつけていけばいいんだ。ひとまずは興味のあることをある程度絞って突き詰めてみたいと思っています。それにしても、まさかそれが坐禅になるとは…
神戸の「古本屋ワールドエンズ・ガーデン」で数年前に購入。その時になぜ買ったのかというきっかけは思い出せないけど、本は帰ってからすぐに読んだ。全生庵住職、平井正修さんの著書。改めて読み返してみたけど、ライトな読み応えは相変わらず。ストレスを感じた時にゆっくり呼吸をする。読んだ内容を忘れてると思っていたら、知らず知らずのうちに習慣にしていた。坐禅の基本的な方法、効果、心得など。こっちの向き合う姿勢が前とは全然違うから吸収力が段違い。ところどころで熱くなって心が乱れる住職のお話自体も楽しい。勧めようとすると怪しくなってしまう坐禅の不思議。今のところ奇妙な変化は見られず。とても良い本だと思います。