南雲吉則
サンマーク出版
2012年1月発売
ストレスからきた暴飲暴食、正月太り。もう二度と経験することはないと思っていたのに…ものの見事にまた自分に降りかかってきてしまった。太りたくない、のも当然ある。でもそれだけじゃない。満腹になってしまうと何より体調が悪い。執拗に何度も改善を図っている理由はこれです。一日一食の本は何冊か読んでいるので大まかなメカニズムは分かっているつもり。もう実践済み。飲み込みは早い。
「私は朝食を摂ることはほとんどありません。のどが渇いたらガムを噛みます」。この一節が何のことなのか気になったので図書館で借りて読んだ。見た目は完全に30代、下手すりゃ20代でもイケそうな肌つやをお持ちの実年齢50代の医師、南雲吉則先生が推奨する一日一食。「「健康にいい塩」などない」。さすがお医者さん。こちらにインパクトを与えつつ、一つ一つの言葉に説得力と重みがある。メインは一日一食だけど早寝や早起き、体調管理から花粉症対策まで。空腹から枝分かれしつつリンクしながら、他の健康法を知ることができたのは思わぬ嬉しい効能だった。鵜呑みにはしない。新たな知識として取り込みながら色々試して、自分の反応を楽しみたいと思います。