嶋浩一郎、森永真弓
マガジンハウス
2014年9月発売
県外どころか最近は近場でも。「孤独のグルメ」のように、歩いていて「おやっ?」なんて感じでお店に入ることはなくなった。口コミは気にしてないけど、まずは事前にリサーチ。あ〜、でもやっぱり、まったくレビューがなかったり、料理写真が載ってなかったりすると後回しにしてしまっている。「失敗したくない」っていうのとはちょっと違うと思っているんだけど。知らず知らずのうちに自分も手堅くいこうとしてるのか…神戸「古本屋 ワールドエンズ・ガーデン」で購入。
本のタイトルで占められた内容かと思っていたら少し違った。「ユーチューバー」「プラチナバンド」「クッキー」。ヤフーニュースや、ネットの中に張り巡らされている広告の仕組み。デジタルまわりのちょっとした、気になるけど調べるほどでもない、知らなくても困ることはない。そんな小さな、でも心のどこかでずっと引っかかっている疑問の数々を、著者のお二人がいとも簡単にスラスラ回答されています。本を読んだからといって、はっきり言ってデジタルまわりの生活に何ら変化はなし!でもスッキリした爽快な読後感が残ってるのも事実。読んでよかったあ。じわじわ後から実感がわいてくる一冊。
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