福岡晃子、庄野雄治
ミルブックス
2016年3月発売
庄野雄治さんの「誰もいない場所を探している」を読んで一路徳島へ。本は庄野さんのお店、「アアルトコーヒー」で購入。お店に行く前に偶然行っていた「栄寿司」が本で紹介されていたので、俄然気分が良くなって購入しました。
本は庄野さんと同じく徳島出身、チャットモンチーの福岡晃子さんとの共著。徳島の名所や美味しいご飯にカフェ、お酒が飲めるところなどが紹介されている。詰め込み過ぎず、丁寧に紹介されているのもいい。巻末の押し付け過ぎず、冷めてもいないお二人の徳島に対する思い、エッセイもよかった。やっぱり庄野さんの考え方に、ここでも感動的に共感する。「人がいないからいい」。庄野さんが書かれているけど、これはデメリットではなくて、とても大きなメリットだと思う。100万人が集まる阿波おどりの時期もいいけど、個人的には今回みたいな何でもない日にのんびり、本で紹介されている場所を訪れてみたい。お世辞ではなく徳島がほんとに好きになりました。
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