えすとえむ
集英社
2012年12月発売
2012年に突如終了した漫画「バーテンダー」。「バーテンダー」がとても好印象だった影響で、職業を扱った漫画は片っ端からけっこう無条件に読んでいると思います。今回は初めて読む職種で、靴職人の漫画。12歳でフィレンツェに渡り、17歳から名門下の靴職人として働いた青年は、22歳の今年、東京にひっそりと店を構えた……
読み始めてすぐデジャヴが襲ってきたのはコーヒーを扱った漫画「バリスタ」とキャラ設定が似ていたから。こっちも「バーテンダー」の後継作になるかもと思ったけど、残念ながら連載が終了してしまった。靴職人という枠をはみ出さず、笑いはあっても過剰なギャグはなし。今のところ主人公の歩みを止めるようなラブコメ展開もなさそうだし。主人公とお客のやり取りが爽やかに一話ずつ展開されていく潔さも良い。この安心して楽しく読める感じは「バーテンダー」とまったく一緒!今後もマイペースに連載を続けていってほしいです。キンドルで読んだけど、また本で買い直して読みたい。
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