荒木水都弘、田中敏恵
講談社
2011年12月発売
岡山のおいしいお鮨屋さんには行けるようになった。ただ、心のどこかにあるのは、やっぱり本で読んだ東京のお鮨屋さんに一度は行ってみないとなということ。そんな東京のお店の中でも、行ったら必ず訪れたいお鮨屋さんが何軒かある。その一つが銀座にお店を構えていた「あら輝」でした。
本の終盤に書かれていたんだけど、海外にお店を持つ目標を語られていた店主の荒木水都弘さん。本の感想を書こうと思ってネットで検索したら「あら輝」、本当に海外に進出してしまったみたいだ(ロンドンに出店されるとか)。新幹線で片道3時間どころか、飛行機で海を渡って片道12時間かけないと行けないような場所に行ってしまった「あら輝」。本はお店のこと、ビートたけしさんのこと、伝説の鮨店「きよ田」の新津武昭さんのこと、そして冒頭でも書いた世界進出のこと、様々な事柄について語られている。読んで知ってはいたけど、本当にお店ごと外国へ出て行くとは思わなかった…勇気を振り絞ってやっぱり一度は訪れておくべきだった…海外での成功も祈っております。