三浦しをん
大和書房
2012年10月発売
これまでも年末年始は仕事があったけど、今回はワースト記録ぶっちぎりで更新の怒涛の連続10連勤。でもいくら忙しくても今までは毎日本を読むことができていた。しかし今はそうではない。それは通勤手段が電車から自転車、片道1時間から10分の距離に変わってしまって、本を読む時間がなくなってしまったから。おかげで2012年の最後にこんな素敵な本に出会えたのに結局ほとんど読めずじまいだった。とにかく新年明けましておめでとうございます。
てっきり表紙の二人の男女が主人公の本屋さんにまつわる小説だと思っていた。本は三浦さんの「好きだー!」「おもしろいっ」が満載の書評集。本当に縦横無尽に色んなジャンルの本や漫画の感想を紹介している。それぞれの感想もメチャクチャ思い入れが爆発したものから、びっくりするくらいマジメなものまで様々。さっぱりした三浦さんの感想は読んでいて、とても気持ちが良かったです。自分の凝り固まったジャンルの壁を一気に決壊してくれそうな一冊。まずい、巻末で紹介していたBLの本がすごく読みたくなってる…
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