『裸でも生きる2』

山口絵理子 

講談社

2009年10月発売


先日読んだ本に引き続き女性企業家、山口絵理子さんの「裸でも生きる」の続編著書。本を読む前に何気なくネットのレビューを読んでみたら、前著に比べて結構辛口な感想がいくつかあった。そんなことを頭の片隅に残しながら本を読み始めたけど、そんなの関係ないくらい今回も面白い内容だった。辛口な感想を書いた人が間違っていると言いたい訳じゃ決してない。「絶対私、第2・第3の情報には頼らない」。以前出演されていた「情熱大陸」で山口さんが話してましたが、なによりこの言葉に自分も賛成する。どちらが正しいのかはわからないけど、山口さんの本に書いてあることに共感し、やる気と勇気が湧いたのは確か。あっという間に半日で読めてしまうことができました。 

 

今回はマザーハウスが動き出していく様子を中心に書かれていた。やっぱり貧しい人を助けてあげるだけじゃなくて、つじつまがあったしっかり利益も出るビジネスの開拓。この姿勢に今回もとても共感させてもらいました。バングラデシュ以外にも進出し始めたマザーハウス。今後の展開も益々楽しみだ。