『女ひとり寿司』

湯山玲子 

幻冬舎 

2009年4月発売


本はなぜかタイトルを口に出すのが恥ずかしい…図書館で借りて読んだ。湯山玲子さんの女ひとり寿司探訪記。銀座「すきやばし次郎」などの超有名店などにひとりで突撃。その店のお寿司の味やお客さんの様子などをざっくばらんにレポートしています。 

 

「疲れたら休んでもいいんだよ」。そんなヤワなことを言う人間が目の前にいようものなら往復ビンタをぶちかます。湯山さんはたぶんそんな人なんだと思う。なんと言ってもバブル絶頂期を生き抜いた女。その腕っ節というか筆っ節は豪快そのもの。下ネタ&ブラックジョークもてんこ盛りの文章なんだけど、お寿司の味の評価に至ってはきちんと評価してるところはさすがデキる女、仕事にぬかりはない。最初から最後まで楽しく、大いに笑わせてもらいました。そんな中で終始笑い抜きでレポートしてた「あら輝」のお寿司。これは本当に美味しかったんだろうな。