北駒生
講談社
2014年2月発売
読書メーターのタイムラインに上がっているのを見てチェックしていたこの漫画。卵かけご飯を毎朝食べている人間にとってはこの表紙たまりません。これだけでワンクリック。この実際に読んでみるまでどっちに転ぶかわからないドキドキ感はネットならではだと思う。そして、この漫画は大吉と出た!
先日感想を書いた「いつかティファニーで朝食を」に引き続いて今回も朝食がメイン。新進気鋭の漫画家、北駒生さんの単行本デビュー作。子供の頃、食堂「アサメシマエ」に救われ育った主人公、日高元。食堂の閉店を知り、お店を再開しようと奔走を始める……作者の北駒生さん、これが単行本デビュー作らしいんだけど、とにかく漫画の完成度が非常に高いと思った。絵もお話も。良い意味で1巻の初々しさのようなものがない状態でスタートしたような感じ。ピタパンに中華がゆ。こんな朝食を食べることができたら、もうモリモリ仕事頑張れそう。しょうゆ小さじ2杯に卵黄を漬けて冷蔵庫で一晩おくだけ。漫画で紹介されていた「卵黄のしょうゆ漬け」は毎晩冷蔵庫に仕込むようになりました。